毎年、地域の防災力の要である消防団の幹部及び幹部昇進予定者に対して教育訓練を行っています。現場指揮者の担う役割の重要性が増してきたことを踏まえ、幹部教育に重点を置き、「初級指導課程」「現場指揮課程」「分団指揮課程」の3課程を実施しています。
今年度は新型コロナウィルスの感染拡大により、「現場指揮課程」の2日間のうち1日、また「分団指揮課程」を中止としました。
『初級指導課程』
初級幹部としての指導的立場を自覚しつつ、消防団の運営に必要な規律、消防団に期待される役割等について実務訓練を交えて行う研修を令和3年11月28日(日)大阪府立消防学校において、部長・班長相当の階級に該当する105名を対象に実施しました。
『現場指揮課程』
A・B課程の2日間、大阪府立消防学校において実施するところ、A課程は令和4年 1月16日(日)に分団長相当の階級の53名が参加し実施しましたが、B課程は新型コロナウィルスの感染拡大により中止とし来年度に実施することとしました。
この訓練では、幹部としての災害時の的確な現場指揮、安全管理の知識及び技術を習得することや消防団の役割等について訓練を実施しています。
『分団指揮課程』
令和4年2月13日(日)大阪府立消防学校において分団長以上の消防団幹部を対象に実施を予定していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大により中止としました。
この訓練では、職責の自覚、組織の管理運営及び活動の在り方などについて研修を行っています。
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